ユニフォームズ・フォー・ザ・デディケイティド(Uniforms For The Dedicated)

2001年にスタートしたユニフォームズ・フォー・ザ・デディケイティド(以下UFTD)は、当時は旅するスノーボーダー&サーファーのグループとして活動していた。彼らはデザインや音楽などの共通の趣味を持っていて、クリエイティヴ・ワークを共にするという希望を持っていた。順風満帆な船出では決してなかったが、2007年の秋にお目見えした初のコレクションがいきなりショップに並ぶこととなり、2009年にはスウェーデンの有名誌「Café」のルーキー賞を受賞。UFTDは“服を着る”ということは面白く、快適で、簡単であるべきと考え、彼らの服を“色、形、ディテールを付加したワーク・ウェア”と表現している。

UFTDの活動はファッションにのみにとどまらない。メインのメンバーは6名だが、計15名がブランドの元で活動していて、中には音楽やアート、映画に携わるクリエイターもいる。ブランド名が暗示するように、彼らに共通しているのは“デディケイト”(何かに没頭すること)していることで、つまりは、いずれのメンバーもひたむきに何かに打ち込み、信念を持ってハードワークするというフィロソフィーを共有しているのだ。

コレクションのたびに、UFTDチームはブランドや服に対する彼らの考えを反映した音楽や映像作品をプロデュースしている。 「1020 Trickery Lane」と銘打った2010年春夏コレクションは、欧州各国の神話に登場する“トリックスター”(Trickster)と呼ばれる悪戯好きのキャラクター(神)からの影響を色濃く受けている。「1020 Trickery Lane」は、そんなトリックスターに見られる悪戯心と溢れんばかりの遊び心を印象付けたコレクションと言える。そして一見奇抜なこの名前は、ある架空の住所を表している。その住所が指し示すのは“時には立ち止まって、何ものにも縛られず、何もためらわずに心の赴くままに遊び、自らの失敗を自ら許し、すばらしいものを創造しよう!“という場所で、まさに彼らのコンセプトでもある。このコレクションにおいて彼らは、1つのプロジェクトの元で“服”というものを音楽、アートワーク、インスタレーション、そして映像と融合させている。

UFTDのフレドリク・ヴィクホルム(Fredrik Wikholm)はこのコレクションについて「1020 Trickery Laneで僕らは、人々が何ものにも縛られずに彼らが思うように行動することを求めている。歓喜と狂乱に満ちた小旅行がしばしば物事を前進へと導き、最終的にはより良い結果を生むものさ」と語っている。

さらに彼とUFTDは日本市場への大きな期待をこう語る。「概して日本人クリエイターや東京という都市は僕らにきわめて大きな影響を与えてくれているし、このマーケットは僕らにとってはNo.1だと思っているよ。」
(Text:Gabriella Borbély)

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