テイプ(Tape)

テイプは、ヨハン(Johan)とアンドレアス(Andreas)のベトリン(Berthling)兄弟とトーマス・ハロンステン(Tomas Hallonsten)の3人が2000年にストックホルムで結成したエレクトロ・アコースティックのトリオだ。結成からこれまでに7つの作品を発表しているが、特に2008年春にリリースされた作品「Luminarium」は、世界中のファンだけでなく批評家たちにも熱烈に待望されたアルバムと言える。

多くの批評家たちは、“極めてユニークなもの”としてテイプのサウンドを評価してきた。その曲は、まるで即席で作られた簡易的なサウンドにも、きわめて注意深く作曲されたサウンドにも聴こえる。フォーキー・ポップや夢想的なジャズ、エレクトロニック・ミニマリズムといったレアなエレメンツたちをミックスし、誰もが認める彼ら独自のサウンドと方向性を、彼らは時間をかけて構築してきた。テイプのサウンドに見られる魔法のようなブレンドは、コンピューターとアコースティックが絶妙に調和した結果なのだ。そして、型にはまらない場所でレコーディングすることが(たとえば、スウェーデン東海沖のエーランド島の納屋など)、いくつかの曲においては、彼らのサウンドに奥行きを与えている。

彼らは、「ツイン・ピークス」で有名なシンガーのジュリー・クルーズとのコラボレイトで知られているドイツ人大物プロデューサーのマーカス・シュミックラーを筆頭に、国外で活躍している数々のクリエイターたちと共に仕事をしている。彼らはまた、日本のグループ「Minamo」や「Tenniscoats」とともにアルバム制作を行っている。彼らの海外での活動やファン層を見てみると、確かに彼らがスウェーデン国内でよりも国外においてその存在感を大きくしている。ほとんどのテイプの作品は、メンバーのヨハン・ベトリンとクラス・アウグストソンが共同で経営するスウェーデンのレーベル「Häpna」からリリースされている。このレーベルは、この種の音楽に関してはユニークな存在で、スウェーデンのフォークロックシンガー アンナ・ヤルヴィネン との契約を期に、広く認知されることとなった。(Text: Gustaf Kjellin)

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