イェンス・ファーゲル (Jens Fager)

家具コレクション「Grovhugget」(英:Raw、“粗削り”の意)の成功により、2008年にKonstfackストックホルム美術工芸大学を卒業する頃には、イェンス・ファーゲルはすでに注目の存在となっていた。「Grovhugget」は本来、ストックホルム郊外にある農業博物館 Nordiska museet 内のレストラン”Julita gard”のために作った家具シリーズのことだ。

彼のアイデアは、3D化されたシンプルな図面に基づいていて、シュールであると同時に使用にも適しているところが特徴だ。粗い木面のまま着色したイスやテーブル、キャンドルスタンドは、松材を帯のこで加工することで、それぞれのピースの表面をユニークなものにしている。Grovhugget/Rawコレクションは、現在はデンマークの家具ブランド“Muuto” が製造している。

イェンス・ファーゲルは、いわゆる「一発屋」ではなく、これからコンスタントに良いものを作り続け、話題を生み出していくクリエイターと目され、周囲の期待を集めている。Konstfackを卒業して数か月ほどで、すでに世界的デザイナーの Philippe Starck やインテリアデザインショップ”Habitat UK“とのコラボレーションを成功させた手腕からして、彼への注目度と期待値の高さは当然のことなのかもしれない。
(Text: Gustaf Kjellin)

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