ストックホルム・エリア紹介

セ−デルマルム

文化と芸術の発信地

Sodermalm セーデルマルム ストックホルマーから“セーデル”の愛称で親しまれているセーデルマルム(Sodermalm)島エリア。

今でこそ映画俳優などの有名人が好んで住むようなヒップなエリアだが、19世紀にスウェーデンにも押し寄せた産業革命の影響で、かつては労働者が多く住むエリアだった。また、20世紀初頭のパリのリヴ・ゴーシュのように、1990年代に入るまでのセーデルマルムはストックホルムのオルタナティブ/ボヘミアンなエリアで、明日の成功を夢見るミュージシャンや作家の卵たちがその日その日をしのぐような場末感たっぷりの場所だった。そのせいか、セーデルマルムをホームにしているサッカーチーム「ハンマビー(Hammarby)」のサポーターには、今なお労働者やオルタナティブな人々が多くを占める。

Sodermalm セーデルマルム 100年ほど前にストックホルム市は、文化的価値の高いとされる建築物「クルトゥールヒュース(Kulturhus)」を保護する方針を取り決めた。特にセーデルマルム北部の高台にはそれに該当する建築物が多く存在しており、マリアベリェットの丘(Mariaberget)、オーセベリェットの丘(Asoberget)、フィエルガータン通り(Fjallgatan)には1800年代の建築物が至る所に点在している。

前述の通り1990年代に入ったあたりからセーデルマルムはトレンディーな地域へと変貌を遂げ、今ではお洒落なショップやクラブ、バーがひしめくヒップなエリアとなった。しかし、それに伴う地価や住宅の価格急騰により、近年では以前に比べてインディペンデントな空気は薄らいできている。とは言えストックホルマーにとっては、今なおこの島がストックホルムの中で最も若々しく、文化的で、ワクワクするエリアであることは間違いない。

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