ファミリェン (Familjen)

ファミリェンとは、プレイだけでなく作詞・作曲、プロデュースまでを一人で手掛けるヨハン・T・カールソン(Johan T Karlsson)のワンマンバンドの名前だ。ファーストアルバム「Det snurrar i min skalle」は、2007年にリリースされるや否やスウェーデン国内で話題を集めるアルバムとなった。特にタイトルトラックと、有名番組や映画の編集を手掛けていたヨハン・セーデルベリ(Johan Söderberg)が製作したPVが大ヒットの引き金となった。意外なことに、ファミリェンの曲の大半がスウェーデン語であるにも関わらず、彼らは海外でも成功を収めている。ファーストアルバムのリリース後、彼はイギリス、イタリア、ドイツ、オーストラリアなどをツアーしている。

ファーストアルバムのサウンドは、ポップなメロディーをエレクトロやハウス、アシッドのようなダンスミュージックと珍しいほどうまく融合させたものだ。キャリアを重ねるに連れ、カールソンは自身と同じく南部スコーネ地方のとある小さな町ヘッスレホルム(Hässleholm)出身のエレクトロニックアーティスト、アンドレアス・ティリアンデル(Andreas Tilliander)とライブパフォーマンスを共にし始める。ファミリェンのアルバムにも時折登場するヴォーカリスト、ニンスン・ポリ(Ninsun Poli)もステージに参加した。2010年春にファミリェンのセカンドアルバムがリリースされた。1曲目の「It Began in Hässleholm」のタイトルは、ケミカル・ブラザーズ(Chemical Brothers)の名曲「It began in Africa」にインスパイアされた曲で、2曲目の「Nar planeterna stannat」はザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)を、特に彼らの曲「I Am the Resurrection」を明確に賛美した曲だ。この2曲はファミリェンに多大な影響を及ぼす2ジャンル - ストーン・ローゼスに象徴されるインディーズ・ポップと、まさに90年代のアイコンとも言えるケミカル・ブラザーズに象徴されるエレクトロニック・ダンスビート - を暗示している。とはいえ、ファーストに比べるとセカンドは音楽のスタイルが多様化していて、今後も続いていくファミリェンというストーリーに、興味深い将来を付加しているかのようだ。
(Text: Martin Ekelin, Photo: Erik Wahlström & Jenny Källman)

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