ドロップ・コーヒー (Drop Coffee)

現在、世界で注目を集める“ドロップコーヒー”。なぜこのような注目を集めるようになったのか。その理由を同店のバリスタとして活躍するヨアンナさんに伺った。

「最初にお店をはじめたときは、北欧の様ざまな焙煎工場からコーヒー豆を買っていたんですけど、だんだん自分たちで焙煎をしたいと考えるようになったんです。すべてのプロセスにおいて責任を取りたいし、味にこだわりたいと思ったから。だから最近では、コーヒーを制作する農園も訪れるようにしているの。そこで直接見て仕事をすることで、その農園の特徴などもよくわかるようになるんです」

お店に対してそんなこだわりを持つヨアンナさんはさらにこう続ける。

「私たちのお店の哲学は“いつでも(コーヒーを)改良することができる” とうこと。だから常に味に対して集中しているの。でも、それと同じくらい大切にしているのは、経済的や社会的、環境的に長く成り立つ活動をしたいと思っていること。だから、例えば現在中米でロヤという草木を崩壊する病気があるんですけど、その病気は農園を完全に崩壊させてしまう恐れがあるんです。それを防ぐために、ロヤに対して抵抗力があるコーヒー草木を見つけて使い始めないといけない。そのプロセスを援助する活動も行っているんです」

この仕事に傾ける情熱により、ドロップコーヒーは見事、2013年にスウェーデンの「バリスタカップ」で優勝することになる。お店が順調にいくほど当然多忙な日々を極めていく。そんなヨアンナさんは、仕事とのバランスをとるため、日常での生活も非常に大切にしている。

「もともと私は、ストックホルムより車で北方面へ3時間ほど離れたところにあるダーラナ地方のボーレンゲ出身なんです。“今春だから公園でピクニックをしよう”、“夏になったから自転車にのって泳ぎに行こう” とか、本当に自然に溢れた地域で育った。だから自然がとても好き。ストックホルムももちろん、仕事に通う道にも自然や海が近い。こんなスウェーデンがとても好きなんです」

仕事が大変になったときも、彼女にひと時の安らぎを与えてくれるのは、やはりこのスウェーデンの自然だ。

「暇があるときは、自然に出るということを心掛けています。ストレスがどれほどたまっても、15分森を散歩すれば、体や精神が統一する。ストレスがたまったときは、とにかく仕事などを“切断” すれば大丈夫という考え方ね。でもこういう考え方は、スウェーデンの人なら、一般的に持っている考え方なんです」

ドロップコーヒーの成功、成長とともに、ヨアンナさんは毎日充実した生活を送っている。

「自分の時間は大切にしています。でも、同僚にはいい人たちがたくさんいて、一緒に過ごす時間がとても心地いいと思っているの。私たちの仕事はパッションを感じるものだから、これからも献身的に同僚と一緒に仕事を追及していきたいと思っているんです。もちろん週に1日は、暇で過ごしたい。そのときは、携帯電話はあまり見ないで、森を散歩して、美味しいディナーでも食べたいわ(笑)」

(Text & photos: Martin Ekelin)

エリア: マリアトリエット
地下鉄駅: Mariatorget 「マリアトリェット」
営業時間: 月~金曜07:30~18:00、土・日曜10:00~17:00
住所: Wollmar Yxkullsgatan 10
電話: +46 8 410 233 63

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