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ストックホルム6日目 群島へ~サンドハム島(Sandhamn)

 今思えば、毎日毎日、本当によく動き回ったストックホルムの日々。
楽しみにしていた群島へいざ繰り出すころには、クタクタに、、、

滞在序盤は雑巾のような厚い雲が垂れこめ、冷雨が降りしきり、原色という原色が街から消え失せていたのに、前日あたりから空はようやくご機嫌を取り戻し、街にキラメキが戻ったようでした。あ、雨のストックホルムだって悪くないですよ、念のため。なんというか、街が情緒的に見えるんですね。

おてんとう様は我々に味方をしてくれたようで、なんとかこの日を晴天で迎えることができました。

0e2c0012どの島に行こうかといろいろと迷った挙句、スタッフの母親が勧めてくれた島「サンドハム(Sandhamn)」へ。

そこは、ストックホルム市街地にある船着場からエクスプレス(?・各駅じゃないやつ)で2時間半くらいにある島で、その名の通り砂地が多く、家屋がどれもおとぎ話のようにかわいらしい小さな村がある島、、、とのこと。

そりゃ楽しみだね!とみな気分上々で乗船。
ついでに朝ビール(8:30 a.m.)でカンパイ/スコール!


0e2c0030船はスカンセン野外博物館のあるフェップスホルメン島を後にし、朝凪の海を遊覧船やらモーターボートやら巨大な豪華客船やらとすれ違いながら悠々と航海していると、大小無数の島々があって、全てじゃないけどそれぞれの島にかわいらしい家があったり、船専用のガソリンスタンドがあったり、日本ではお目にかかれないような景色に見とれてました。

日差しが強いものの、さすがに北極に近いエリアの海風は強力で、アウターなしではとてもじゃないけどデッキに出てられないくらい寒い!寒くなると体を温めんとまたぞろビールに手を伸ばし、暑くなれば無論ビール、、、結局ビールに気温は関係ないようでした。

0e2c0056そうこうしているうちに、船はサンドハムへ入港。

サンドハムはこじんまりとしていて、とても静かな島です。
ちょうどボルボ・オーシャン・レースの開催期間中だったので参加のヨットがいくつか停泊していて、関係者やらファンらが集まっていましたが、それでもこの島の静けさをかき消すまでには至っていませんでした。

港から内陸部に入ると、海風が遮られてとてもポカポカ陽気で、聞いた通りのかわいらしい家々が建ち並んでいました。スウェーデンでは、こんな風景のことを「夢で見た景色」って言うそうです。

これまでの5日間がバタバタと忙しく過ぎていったせいか、この景色は疲れた僕らをこの上なくリラックスした気分にしてくれました。

ちなみに、この島のあるレストランにランチを食べに入った時、対応してくれた若い男性スタッフが、それまではスウェーデン語で対応してくれていたのに突然「飲み物はいかがですか?」とそんなにたどたどしくない日本語で訊いてくるじゃありませんか! 訊いてみると、「ちょっと前まで池尻大橋に住んでました、、、」とちょっと恥ずかしそうに話してくれました。こんな北極圏に近い小島のレストランで「池尻大橋」なんてリアルな言葉を聞くことになるとは、露ほども考えてなかったので、ちょっと幻滅しつつも、笑えるエピソードになりました。


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