アルテヴァイサオーメ(Altewaisaome)

altewaisaomeここ数年で、特にファッション界からの注目が熱いスウェーデンのブランドが、アルテヴァイサオーメ(Altewaisaome)だ。スウェーデンで生まれ育ち、デザイナーをめざし、イタリアで修行をしていたナタリア・アルテヴァイ(Natalia Altewai)とランダ・サオーメ(Randa Saome)が意気投合し、大陸に最も近いマルメで2009年にブランドを立ち上げる。ブランド名は、二人の世界をうまく表現できる名前を考えていた本人達が、二人の名字を繋げ合わせた響きが気に入り、名付けたものである。

彼女達が描き出すデザインの特徴は、ある意味、スウェーデン・ファッションの慣習に則ったものである。黒と白が基調のミニマリズム、クリーンなライン、ここまでは典型的なスウェーデンのスタイルと言える。そこにスパイスを効かすように、パターンを散りばめたり、オレンジなどの明るい色をのせる。そして、それを包み込むようなシルエット。幾何学模様や色使いのレイアウトのバランスには目を見張るものがある。2014年秋冬コレクションでは、どこか映画で観るような、中世ヨーロッパの衣装を思い出させるアイテムを、洗練されたラインと、色のコンビネーションを発表し、ブランドの世界を拡げている。

Altewaisaome2彼女達のスタイルは、2011年のストックホルム・ファッションウィークによって多くの観衆の注目を集め、翌年2012年には大手紙、Elleの新人デザイナー賞を受賞している。2014年には、同紙の最優秀デザイナー賞を受賞。また同年にはスウィードナビでも紹介した、ストリートブランドWeSCのレディース部門のデザインを手がけるなど、自らのブランド以外での活躍も始まっている。

シンプルさを追求したスウェーデン・ファッションの伝統を守りつつも、新世代のスタイルを築き上げるブランドとして注目を集めるアルテヴァイサオーメ(Altewaisaome)。これから、どのような展望を見せるのであろうか。ストックホルムでは、中心街のデパート、オレーンス(Åhléns)、チープ・マンデー生みの親のオリャン・アンデション(Örjan Andersson)のブランド店、Från Ö till A、コペンハーゲンでは、デンマークの国民的デザイナー、ヘンリク・ヴィブスコーブ(Henrik Vibskov)のショップで、また日本では D’Un a Dix で取扱っているとのこと。

(Text: Yoshihiro Takahashi, Photos: Altewaisaome)

公式サイトはこちら

Tags: , ,

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *